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例) 窓 玄関
サッシ・ドアの耐風圧性能(強度)について教えて下さい。
A
耐風圧性能とは、強風など内外からの力に対してどの程度耐えられるかを示す性能。
耐風圧性能は強度とも言われ、基本的には強風(特に台風)などによる内外からの力に対して、窓の変形や脱落、ガラスの破損といったことにどの程度耐えられるかという性能です 。
◎JIS等級の目安
一般的に戸建て住宅の場合に必要な性能は、JIS等級では目安として下記程度が必要とされています。
◇ 一階の窓 .... S-1 ( 800Pa 『風速36m/s程度』)
◇ 二階の窓 .... S-2 (1200Pa 『風速44m/s程度』)
◇ 三階の窓 .... S-3 (1600Pa 『風速50m/s程度』)
◎解説
・必要とされる性能は、住宅の立地条件により異なります。立地条件が窓に対して不利な場合(山の上など高い場所に建っているなど)は上記性能以上の性能が必要になります。
・JIS基準は均一に力が加わることを想定しているため飛来物などで、ある箇所に集中的に力が加わった場合は破損することもあります。
・強風や台風で、窓中央が風によって押され、変形したり元に戻ったりする状態が見られることがありますが、風がおさまった時にはもとの状態に戻ります。
第3種換気設備の給気口として換気框を採用する場合、シャッター・雨戸を開けた状態と閉めた状態とで、換気性能は変わりますか?
マンション用サッシが取付くまでの流れはどのようになっていますか?教えてください。
カタログ等に記載されている遮音性能値よりも実測値の方が悪いということはありますか?
A
サッシの遮音性能は実験室で測定したものであり、実際の住宅ではサッシ以外のすきまの有無など、空間条件が異なり、カタログなどに記載しているサッシの遮音性能と、実際の住宅で測定する数値とは異なります。
これは、サッシ以外に、換気口、換気扇などからの空気の出入りや、ベランダの有無、ベランダの構造、家具の配置などによって異なります。よって、各部屋に同じ遮音性能のサッシが付いていたとしても、騒音レベルが異なります。
室内の騒音レベルを低くするには、室内に厚地のカーテンやじゅうたんなど、吸音効果のあるものを使用するという方法もあります。
音の侵入、漏れが大きいと感じられる場合は、サッシ各部の調整や、パッキン等の気密部品の経年劣化の交換修理をご依頼ください。
調整についてはこちらをご覧ください。 修理についてはお取扱いの建築会社様、工務店様または販売店様に修理を依頼するか、当社お客様相談室へお問合せください。(日本サッシ協会HP 『商品の豆知識』より引用)
「コールドドラフト」とはどのような現象ですか?教えてください。
A
「コールドドラフト」とは
お部屋を暖房しているのに、足元がスースーして寒いという経験はないでしょうか?
窓辺で冷やされた空気の固まりが、暖房によって下降気流となり部屋を駆け抜ける現象、これが“コールドドラフト”と呼ばれる現象です。
空気は暖めると軽くなり、上へ上へと逃げていきますが、冷気はその反対で下に降りてきます。人は普通、下にいますから冷房では都合がいいのですが、暖房ではいろいろと不都合なことが起こります。
石油ファンヒーターなど移動できる場合、窓側に置く方がその効果は上がります。窓と反対側に置いた場合、吹き出した温風は上へ上昇し、外気に面している窓から冷たい空気が(隙間風を含む)部屋の下の方に降りてきます。
こうして部屋は上が暖かく、下は冷たい空気の循環となるのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
第3種換気設備の給気口として換気框を使用することはできますか?
窓を閉じ、施錠した状態で窓のガタつきやすき間が生じてしまいます。